幼なじみのキス
あたしは自分の席に座った。
あたしの席は千夏の後ろ。
千夏は、椅子を後ろに向けて、あたしにポッキーを差し出した。
あたしはそれを受け取って、3口で食べた。
千夏はポッキーを口にくわえた。
「てか、今日なんで健くんと一緒に来てたの?」
「ん?見てたの?」
「隣のクラスからすごい声が聞こえたからねぇー。」
千夏は、ポッキーを口にくわえたままニッと笑った。
そういう事ですか・・・。
「話長くなるから、時間があるときに話すよ。」
「あーい。分かったー。」
千夏は5本目のポッキーを口にくわえた。
「千夏たべすぎっー!あたしにもちょーだいよー。」
「えぇーコレうちのだけどっ!」
「いいじゃんー!けちぃ」
それから、ポッキーを2人で食べていた。
1箱食べきると同時に、先生が教室に入ってきた。