泡夏

「ええと、メイが
鈴木明菜で、

この子は明菜の友達の佐伯美月です」

茶髪は自分のことメイと呼んでいるらしい。



美月は明菜にひっぱり出されて、
イヤそうに前にでてきた。



「どうも、美月です」


それだけ言うと、
また明菜の後ろに戻った。


俺の心臓は今にも破裂しそうだった。

美月の声がリピートする。













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