泡夏

フッと息を吐いて
時計を見るともう7時半だった。

夏初期の光がカーテンの隙間からもれていた。


私は汗ばんだ身体を起こした。


最近、眠りが浅くて、身体がだるい。






階段を下りて、
リビングに行くと
母がもう起きていて、朝食の準備をしていた。


いつも父は7時に家を出るので、もう会社への電車の中だろう。













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