泡夏
「お母さんたちがそんな過激な出会いをしたとは夢にも思わなかった・・・」
「始まりがそんなのだったから、
おじいちゃんにも散々反対されたわ。
一度おじいちゃんがお父さんを殴って頬を腫れさせてた時があったわね。
その時お母さんたちは最終手段の駆け落ち作戦で
どうにかおじいちゃんも
反対をするのを諦めさせたのよ」
私は目を丸くした。
「そんなドラマでしかないような事ホントにやったんだ!?」
「うふふ。
ロマンチックでしょ?」
母は少女のように声を出してわらった。