泡夏
「ちぇッ!羨ましいなァ。
じゃあさ、明菜ちゃんは俺が送ろうか?」
下心丸見えの顔で彼方先輩は笑った。
「えーー!嬉しいですけど、先輩に悪いのでいいです!
それより明菜は美月と帰りたいな!」
それを聞いて私は肩を揺らした。
明菜が何考えてるのか全くわからない。
「明菜ちゃんー、駄目だよ、二人を邪魔したら~❤」
「馬鹿、何言ってんだよ。まあ、事実だけど」
「貴樹先輩、送らなくていいです。明菜と二人で帰ります」
明菜の思惑なんてまったく分からないけれど、
丁度、私も二人で話がしたいと思っていたのだ。
貴樹はそう言う私の目に何か感じたのか、何も言わず、うなずいて他の先輩と帰っていった。
じゃあさ、明菜ちゃんは俺が送ろうか?」
下心丸見えの顔で彼方先輩は笑った。
「えーー!嬉しいですけど、先輩に悪いのでいいです!
それより明菜は美月と帰りたいな!」
それを聞いて私は肩を揺らした。
明菜が何考えてるのか全くわからない。
「明菜ちゃんー、駄目だよ、二人を邪魔したら~❤」
「馬鹿、何言ってんだよ。まあ、事実だけど」
「貴樹先輩、送らなくていいです。明菜と二人で帰ります」
明菜の思惑なんてまったく分からないけれど、
丁度、私も二人で話がしたいと思っていたのだ。
貴樹はそう言う私の目に何か感じたのか、何も言わず、うなずいて他の先輩と帰っていった。