先生の気持ちを教えてよ?
「キャーーーーー!!」




再び私の悲鳴が飛行機中に響いた。
そう・・・飛行機着陸の時。




ふわって体が浮いた感じが耐えられなかった私。
涙目だよ・・・




「うるせぇって。雲井。」




「いーーの!!」




「お前こんなんで泣いてるのかよ!?」




桜井は私の頬に流れた涙を指で拭いてくれた。
「しかたねぇ奴。」って言いながら。






ドキってしちゃったの。
男の人に触れられるなんて・・・ありえないから。






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