切ねぇよ
「またきた〜受験の年ですよぉ〜」
桜満開の西高校の前でたまるユキとハナ。
スカートは短め。メイクはギャルメ。髪は金髪。それがハナ。
スカートはすごく短め。メイクはOL系。髪は栗色のまきがみ、それがユキ。
「受験とかなんとかなるって!それよりアイツ、ケバくね?」
と指差していうハナ。
ふたりは高校の新入生の偵察組として学校を代表するギャルグループから生意気なやつがいればシメる!と理由で校門の前に偵察にきていたのだ。
「そうだね、シメに行ってくるっ!」
いさぎよく立ち上がるユキ。
「はっ?あんたムリだよっ!そんな可愛い顔してナメられるって」
びっくりしてとめるハナ。
「う〜。やめろ!うちが可愛いのは知ってるから〜」
「そーじゃねぇし!」
ハナとユキ、ふたりしてモメだしたちょうどその時…
「どしたぁの?」
「イライラすんなって♪
おふたりさ〜ん」