虹色箒星
追いかけようとホールまで行くも、既にその姿は見当たらない。
青山君はといえば、あんなにも威勢良く喧嘩してたのに、本当は言葉どおりの事なんて思ってないくせに素直になれなくてソファーに倒れ込み不貞寝をしている。
開け広げっぱなしな扉を、仕方がないからと閉めながら橘さんの様子を窺えば、青山君のグラスにワインを注いでいた。
青山君はといえば、あんなにも威勢良く喧嘩してたのに、本当は言葉どおりの事なんて思ってないくせに素直になれなくてソファーに倒れ込み不貞寝をしている。
開け広げっぱなしな扉を、仕方がないからと閉めながら橘さんの様子を窺えば、青山君のグラスにワインを注いでいた。