―愛束縛―
―愛に束縛される日々―



「拓海…痛い」



6回目のSEXに突入する時だった


「ごめん ずっとずっと鈴を抱いていたいんだ」


拓海はアタシが愛という言葉が嫌いなのを知っている
だから 拓海はその言葉を使わない



だけど アタシには拓海からアタシに向ける“愛”という感情が痛いほど伝わっていた


だけど アタシはそれをどういう風にして 受け止めていいのか 分からなかった


他の2人にしても 同じだった


< 22 / 138 >

この作品をシェア

pagetop