―愛束縛―
―愛に束縛される日々―
「拓海…痛い」
6回目のSEXに突入する時だった
「ごめん ずっとずっと鈴を抱いていたいんだ」
拓海はアタシが愛という言葉が嫌いなのを知っている
だから 拓海はその言葉を使わない
だけど アタシには拓海からアタシに向ける“愛”という感情が痛いほど伝わっていた
だけど アタシはそれをどういう風にして 受け止めていいのか 分からなかった
他の2人にしても 同じだった