―愛束縛―


スーパーに入りしばらくすると太一からの電話


「今…どこ?大通りまで来たんだけど…」

「今ね スーパーにいるんだ…今日の夕飯はアタシが作るよ」


「本当!メニューは何?」


「それは秘密だよ 美味しいかどうかは分からないけど…」


「じゃあ 楽しみにしとく…でも鈴と一緒に買い物したい…」


「メニュー分かっちゃうかもしれないけど… 一緒に買い物しよ」

「じゃあ待ってて!」


太一は何分もしないうちにやって来て 一緒に買い物をした



「なんか 買い過ぎちゃったね…何日かご飯はアタシが作るね」

「ありがとう 鈴の作ったご飯楽しみだ~…なんか俺達夫婦みたいだな」


「そうだね」


太一の笑顔につられてアタシも笑顔になった


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