―愛束縛―



「さぁ…ご飯食べよっ」


「すっげ~ 美味しそう」

魚の煮物と ダシ巻き玉子と タマネギの味噌汁と キャベツの浅漬け

太一は“美味しい美味しい”と残さずキレイに全部食べた




「アタシ片付けるから 太一お風呂に入ってきたら…」


「手伝うよ で…済んだら一緒にお風呂入ろ」


「いいけど…  ひとりで入っておいでよ」


「どうして?…もしかして鈴 照れてる?」


顔が赤くなるのが自分で分かった




それから太一と一緒に夕飯の片付けをして 一緒にお風呂に入った


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