―愛束縛―
―小さな波―


アタシ達は 何度も何度もkissをする


浴室にはアタシと太一の吐息と水が流れる音だけ



甘い時間が流れた




「少し暑いね…ちょっとしんどいよ…」

アタシはお湯につかり過ぎたのと 太一の甘いkissのせいで バテていた


「大丈夫?鈴?」


脱衣場で 床に座り込んでいるアタシを軽々とお姫様抱っこして 太一は自分の部屋に戻った


太一の部屋には 2組布団が敷かれてあった

「春さんだな…布団は1組でイイって言っといたのに…」

独り言を言いながら アタシを布団に寝かせた


アタシはドキドキしていた

今まで こんなにドキドキした事はなかった
たぶんアタシは今日 太一に抱かれるんだ…

そう思えば思うほど 顔が熱くて仕方なかった


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