―愛束縛―
「鈴さんの学校は女子学校でしたな?」
「はい…」
「そうかな それがよろしい…太一さんには良い女性についてもらわないと… それから鈴さん この家に暮らすのは良いですが…ちゃんとお客様の部屋で寝ていただかないと 困りますぞ…」
このばあちゃん 手強いかも…
「さぁ鈴…行こう 今日は俺が鈴を学校に連れて行くから イイでしょ?春さん」
「仕方ないですな…」
「じゃあ…行って来ます」
アタシ達は急ぎ足で家を出た