先輩彼女
「玲菜…力抜いて…」
私が力を抜いた瞬間、二人とも同時に果てた。
それから私は意識をなくした。
ーチュン、チュンー
ーん…朝?
ふと隣を見たら春樹は居なかった。
そして少し動こうとした私の下腹部を激痛が襲った。
「痛っ…」
そして、昨日のことを思い出した。
「私…昨日…」
ー春樹に抱かれたんだ…
嬉しい気持ちと半分、下腹部が痛かった。
まるで初めてヤった時のように。
どうしよう…今日会社だよね…
指導係だから休むわけにはいかない…
「おはよ」
入口のドアのところに春樹がもたれて居るのがかろうじて見えた。