先輩彼女
「そろそろベッドから出る?」
「うん」
これから毎日隣に春樹がいる。
会いたいとか寂しいとか思わなくて済むんだ。
それだけで心が暖かくなった。
「春樹先に行ってて?」
一向に出て行かない春樹を見てそう言った。
「玲菜行かないの?」
「分かってるくせに/////」
そう春樹は私が裸で出られないことを分かってる。
「昨日いっぱい見たじゃん」
「それでも恥ずかしいの」
「分かったよ。先にリビング行ってる」
「ありがと」
春樹のSはたまに出てくる。
でも嫌じゃない。
春樹なら良いって思える。
私は急いで着替えてリビングで待ってる春樹のもとに行った。