彼女想い。
「椿姫ってさ?常連さん来る時間...
マジ楽しそうだよね~。」
楽器を片付けて少し休憩してる中
心が話し始めた。
「うんっ!たった一人の常連さんだよ?
嬉しくね?」
「うんっ!」
あたしが応えると、心も笑顔で応えた。
「...あのさ...。」
いきなり...
あたしと心の隣で座ってた希紀が話し始めた。
「え?」
あたし達が振り向くと...
希紀は、すごく深刻な顔をしてた。
「....デビュー...出来んの?」
「...あたし等がって事...?」
あたしは、確認するように
聞き返すと...
希紀は、無言で頷いた。
『デビューする』って...
あたし等の最大の夢。
けど...。
六ヶ月で常連1人...しかも無名のバンド...。
...致命的だった...。
この辺出身でデビューしてるバンドは...
全部六ヶ月でスカウトされた凄い物ばかり。
この現実は...
あたしと心も分かってた。
「リーダーがしょんぼりじゃ駄目じゃん?」
あたしは、言いながら希紀の肩を軽く叩いた。
けど...内心
今の希紀の状況...かなりヤバイと思った。
リーダーだけじゃ解決できないって思った。
マジ楽しそうだよね~。」
楽器を片付けて少し休憩してる中
心が話し始めた。
「うんっ!たった一人の常連さんだよ?
嬉しくね?」
「うんっ!」
あたしが応えると、心も笑顔で応えた。
「...あのさ...。」
いきなり...
あたしと心の隣で座ってた希紀が話し始めた。
「え?」
あたし達が振り向くと...
希紀は、すごく深刻な顔をしてた。
「....デビュー...出来んの?」
「...あたし等がって事...?」
あたしは、確認するように
聞き返すと...
希紀は、無言で頷いた。
『デビューする』って...
あたし等の最大の夢。
けど...。
六ヶ月で常連1人...しかも無名のバンド...。
...致命的だった...。
この辺出身でデビューしてるバンドは...
全部六ヶ月でスカウトされた凄い物ばかり。
この現実は...
あたしと心も分かってた。
「リーダーがしょんぼりじゃ駄目じゃん?」
あたしは、言いながら希紀の肩を軽く叩いた。
けど...内心
今の希紀の状況...かなりヤバイと思った。
リーダーだけじゃ解決できないって思った。