異世界の少年〜ノアの舞〜
僕が、机の落書きという非常に不愉快なものに呆れていると、イジメのリーダーらしき奴が、近寄ってきた。
「神屋、まだ学校くんのかよ?さっさと帰れ!!」
「お前こそ帰れば?」
そう言って、朝っぱらから煩いと思い、屋上に行く。
サボり場所には調度よく、人も来ない。
僕は、また横になり昼寝を始める。
青い空、静かな屋上、平和だ…。
そのうち、ウトウトと睡魔に襲われ意識を手放す。
それが、始まりだった。