堕天使
ホテルへと向かう足取りは重く乗り気ではなかった

南に誘われた仕事だから…

「あ・いちゃ~ん」

き・も・ち・わ・る・い

「何ですか?」

「南ちゃんみたいにさぁ~もっと笑ってよ」

「笑ってますよ」

愛想笑い…
いい加減気づけよ


…ホテル…

「愛ちゃん!!!」

「コスプレしてよ~」

南と同室にして4人で入室した

オヤジ2人はコスプレだの何だの酷く楽しそうだった

「南~本当にあれやんの?」

「当たり前でしょ!!」

「そんなことやって大丈夫?」

「心配いらないって!!この制服~M女子学園の私立制服だし!!バレないバレない!!」

「まぁ…名前も本名じゃないしね~」

そう私達は最低な女子高生…

キモイ客には…
ヤラせない
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