片想い。


そしてわたしはというと同じく野球をしに青春中に行った、
齋藤ゆうたに恋をしていた。

齋藤とは家が近いから小学校はよく一緒に行ったり帰ったりしていた。
わたしの恋は突然始まったんだ…
小5のホワイトデー日…わたしはホワイトデーなんて忘れて友達と遊んでた。家に帰ったら玄関にクッキーがあった。

「それ齋藤くんがみんとにって持ってきてくれたよ」

「そうなんだ。ありがとうおばあちゃん。」


なんで?齋藤にチョコあげてないのに…。
渡せなかったんだ。齋藤のチョコ作ったのに恥ずかしくて渡せなかったんだ…
なのになんでだろう。でも齋藤ありがとう。


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