不良なお嬢様
「…それにしても随分高級なの買ったね…」
「まぁね…」
璃里は、物珍しそうに部屋を見渡しながら進んでいく
そして、まだ片付けの終わっていない部屋へと入った
「こりゃまた随分と多い荷物で……(汗)」
「ぁはは……(汗)」
璃里は、手早くダンボールを整理していった
わたしも慌てて手伝う
「…ふぅー……終わり!!」
「ぁりがとー♪♪♪」
それからわたし達は、リビングへと向かい休憩しながらぃろんなコトを話した
「……ねぇ愉羅?」
「……ん?」
璃里がティーカップをテーブルの上に置きながら話しかけてきた
「愉羅は、もうアソコには戻らないんでしょ???」
「……ぅん。わたしは、美夜薇愉羅として生きていく」
「…そ?ならぃぃんだ。やっぱり、愉羅をあんなトコに置いとけないし」
「ありがとね??璃里♪」
璃里は、いつだってわたしの味方
たった一人の大親友