不良なお嬢様
わたしと璃里は、後輩に挨拶をしながら騎螺達のところへと足を進める


聖「愉羅ぁ!!!」

「ゃっほ♪」

恭「今日は、俺の連れも居んぜ♪ほれ、挨拶しとけ」


恭夜の隣には、PSPを恭夜に取り上げられたオレンジ頭の男が居た


「おい!!!………っと、俺は佐久間亜也(サクマアヤ)よろしく」


亜也は、顔をあげずにボソッと言った

んー…顔をあげてほしいんだけど


「…わたしは、愉羅♪亜也、顔あげてよ」

「何で??」

「お互いの顔分かんないでしょ?」

「俺は、薔薇蝶の顔知ってるし……」


……………。

はぁー…ダメだな
態度でかいし、コイツムカつく


「………いいから、顔あげろや…」


わたしは、1オクターブ低い声で亜也に言う


「……めんどい」


……………ブチッ

コイツ………うぜぇ

そんなわたしのオーラを感じ取った璃里が


「……ま、まぁ、とりあえず愉羅座ろ???」


っと、わたしを亜也から遠ざける




< 35 / 65 >

この作品をシェア

pagetop