不良なお嬢様


その後は
皆勝手に盛り上がって
嵐のように去っていった…


亜「……美夜薇…………」

「……ん???何??」

マンションの前まで見送っているとき、亜也に話しかけられた


亜「……お前…俺のコト見覚えとかない???」

「…………へ???」

亜「……美夜薇って…七瀬さんとこに居ただろ????」


……………

なに、言ってんの………???
何で、亜也が知ってるの…???


亜「前、倉庫で逢った時に名前聞いてもしかしてって思ったんだ。んで、今日ぁの箱見て確信した」

「………っ」

亜「別にバラそうなんて考えてねぇよ。ただ……」

「……ただ…???」

亜「……何でもねぇ。じゃな」

「ちょっ、亜也っ??!!!」


亜也は、何もなかったかのように皆の後を追い掛けていった


亜也………
ぁんた、何者????

どうしてわたしのコト…知ってるの…???



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