月から堕ちたアリス
あたし達は点に向かって真っ直ぐ歩き続ける。
――すると、あたしとラビには黒い点にしか見えていなかったものが、だんだんはっきりと見えてきた。
ルビーの言う通り、そこは村だった。
発展していた街、モデラートとは違い、その村は田んぼや畑が並ぶのどかな雰囲気の村だった。
『凄ーい…モデラートとは全く違うね!!』
「あそこは特別。こういうところは別に珍しくないよ。むしろ多いハズ。」
『へぇー。』
今の自分のワンダーランドの記憶にはモデラートしか無いため、何だか新鮮だ。
あたし、こういう田舎な感じも結構好きなんだよね。
「アリスどうする??」
『それはもちろん!!入ってみよう!!』
「だよね。」
あたし達は村の中へ足を踏み入れた。
――すると、あたしとラビには黒い点にしか見えていなかったものが、だんだんはっきりと見えてきた。
ルビーの言う通り、そこは村だった。
発展していた街、モデラートとは違い、その村は田んぼや畑が並ぶのどかな雰囲気の村だった。
『凄ーい…モデラートとは全く違うね!!』
「あそこは特別。こういうところは別に珍しくないよ。むしろ多いハズ。」
『へぇー。』
今の自分のワンダーランドの記憶にはモデラートしか無いため、何だか新鮮だ。
あたし、こういう田舎な感じも結構好きなんだよね。
「アリスどうする??」
『それはもちろん!!入ってみよう!!』
「だよね。」
あたし達は村の中へ足を踏み入れた。