月から堕ちたアリス
「明かりや火を全て“光宝”に頼ってきた私達には、他の方法や技術が何も分からないのです…。」
「気の毒に…。」
あたし達で何とかしてあげられれば良いんだけどなぁ…
「ああ…せめてもう一度だけでも、あの光や火を見ることが叶わんじゃろうか…!!」
………ん??
『火……??』
「火術……??」
あたしとラビはルビーを見つめる。
「…………………あ??」
――数分後…
「こ、これはっ…奇跡じゃっ!!!!」
ルビーに火をつけさせた大きめな木の枝を、村のあらゆるところの地面にたくさん刺して設置したあたし達。
これでしばらくの間、火は持つハズ。
『名案だねっ!!!!』
「まさかこいつがこんなとこで役に立つとはねぇー。」
「…てめぇ等なぁ…こんなことに俺の火術を使いやがって…!!」
…と言いつつやってくれるルビー。
ルビーって性格は口ほど悪くないんだよねー。
――もとい、彼は押しに弱いのです。
「気の毒に…。」
あたし達で何とかしてあげられれば良いんだけどなぁ…
「ああ…せめてもう一度だけでも、あの光や火を見ることが叶わんじゃろうか…!!」
………ん??
『火……??』
「火術……??」
あたしとラビはルビーを見つめる。
「…………………あ??」
――数分後…
「こ、これはっ…奇跡じゃっ!!!!」
ルビーに火をつけさせた大きめな木の枝を、村のあらゆるところの地面にたくさん刺して設置したあたし達。
これでしばらくの間、火は持つハズ。
『名案だねっ!!!!』
「まさかこいつがこんなとこで役に立つとはねぇー。」
「…てめぇ等なぁ…こんなことに俺の火術を使いやがって…!!」
…と言いつつやってくれるルビー。
ルビーって性格は口ほど悪くないんだよねー。
――もとい、彼は押しに弱いのです。