月から堕ちたアリス
「…いや、お前は一度“凛月”を使えたんだ。」
『けど、あれはどうやったのかあたしにも分かんないし――』
「やるしかねぇだろ?!」
『……。』
「…この村を助ける――お前が決めたことだ。それに、俺も一緒で世界を救う旅を続ける気なんだろ?!…だったら今ここで、俺に救世主(アリス)としてのお前の力、見せてみやがれ!!!!」
『…っ!!』
「大丈夫…絶対大丈夫だ。お前ならできる。――自分を信じろ!!」
ルビーはあたしの目を真っ直ぐ見つめてそう言った。
ちらりとラビの方に目を向けると、必死にシチビと交戦している姿が目に映る。
あたしはルビーの目を見つめ返し、決心した。
そして、コクンと首を縦に振る。
『…うん………やる。――やってやろうじゃん…!!!!』
「…ふんっ上等!!そうこなくっちゃ!!!!」
お互いにニッと笑い合うと、あたしとルビーはパンッとハイタッチを交わした。
『けど、あれはどうやったのかあたしにも分かんないし――』
「やるしかねぇだろ?!」
『……。』
「…この村を助ける――お前が決めたことだ。それに、俺も一緒で世界を救う旅を続ける気なんだろ?!…だったら今ここで、俺に救世主(アリス)としてのお前の力、見せてみやがれ!!!!」
『…っ!!』
「大丈夫…絶対大丈夫だ。お前ならできる。――自分を信じろ!!」
ルビーはあたしの目を真っ直ぐ見つめてそう言った。
ちらりとラビの方に目を向けると、必死にシチビと交戦している姿が目に映る。
あたしはルビーの目を見つめ返し、決心した。
そして、コクンと首を縦に振る。
『…うん………やる。――やってやろうじゃん…!!!!』
「…ふんっ上等!!そうこなくっちゃ!!!!」
お互いにニッと笑い合うと、あたしとルビーはパンッとハイタッチを交わした。