月から堕ちたアリス
宿屋で一室借りることにしたあたし達。
「いらっしゃいませ。何泊の予定ですか??」
「とりあえず3泊するのは確実なんだけど、その後延長ってできます??」
『あたし達武闘大会に出場するから、何泊するかはその結果次第っていう感じで…。』
さっきシャープさんに教えてもらった通りにそう言う。
この街では武闘大会関係の人は何かと優遇されるらしい。
「何言ってんだ!!俺達は決勝まで行くだろ?!」
『………はいはい。』
「そうなんですか!!出場者の方ならもちろん良いですよ。」
「ありがとうございます。」
「この店に泊まった方が優勝したら私も鼻が高いですしね!!」
お店の人はそう言って笑った。
そしてあたし達は部屋に入る。
部屋にはベッドやソファ、テーブルなどの家具が揃っている。
『うー疲れたぁ…。やっと休める。』
「お前分かってんのか??疲れるのはまだ早ぇ!!大会はこれからなんだぞ?!」
『あんたの人間離れした体力と一緒にしないでよー…。』
「全くだな。」
「ふんっ、これだからただの人間共は!!大会で足引っ張んじゃねぇぞ?!」
「お前がな。」
「んだと??!!」
「やるか?!」
まぁたこの2人はすぐ喧嘩する…
ってか、あたしは確実に足引っ張っちゃうってば!!
疲れの溜まっていたあたしは久々のベッドにばふんっと倒れ込むと、そのまますぐに夢の世界へと入っていった。
「「………早っ…!!」」
「いらっしゃいませ。何泊の予定ですか??」
「とりあえず3泊するのは確実なんだけど、その後延長ってできます??」
『あたし達武闘大会に出場するから、何泊するかはその結果次第っていう感じで…。』
さっきシャープさんに教えてもらった通りにそう言う。
この街では武闘大会関係の人は何かと優遇されるらしい。
「何言ってんだ!!俺達は決勝まで行くだろ?!」
『………はいはい。』
「そうなんですか!!出場者の方ならもちろん良いですよ。」
「ありがとうございます。」
「この店に泊まった方が優勝したら私も鼻が高いですしね!!」
お店の人はそう言って笑った。
そしてあたし達は部屋に入る。
部屋にはベッドやソファ、テーブルなどの家具が揃っている。
『うー疲れたぁ…。やっと休める。』
「お前分かってんのか??疲れるのはまだ早ぇ!!大会はこれからなんだぞ?!」
『あんたの人間離れした体力と一緒にしないでよー…。』
「全くだな。」
「ふんっ、これだからただの人間共は!!大会で足引っ張んじゃねぇぞ?!」
「お前がな。」
「んだと??!!」
「やるか?!」
まぁたこの2人はすぐ喧嘩する…
ってか、あたしは確実に足引っ張っちゃうってば!!
疲れの溜まっていたあたしは久々のベッドにばふんっと倒れ込むと、そのまますぐに夢の世界へと入っていった。
「「………早っ…!!」」