月から堕ちたアリス
でも、どーしよっかな。


あたしはシャワーを浴びてもうすっかり目冴えちゃったし。



『…あっ。そういえば今日組み合わせ表公開されるんだっけ!!』



この時間ならもう貼り出されてるよね??





………………………。


























よし。



暇だし先に見に行っちゃおっと!!





『行ってきま〜す。』



小声で2人にそう言ったあたしは、部屋から出ると闘技場に向かった。



















空はどんよりとした曇り空が広がっていて、今にも雨が降りだしそうだった。


昨日は良い天気だったのにな。



『これじゃあ絶対雨降るよね…雨が降ってこない内にチャッチャと見に行って帰ってこなきゃ。』



あたしは急いで闘技場へ走った。


































むくり。



ほぼ同時に起き上がったラビとルビー。



「「…………。」」



2人は部屋を見回してアリスを探すが、その姿は見当たらない。





「「…………??」」
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