月から堕ちたアリス
*Clover-1*
非日常、訪れる。
「ねぇお兄。人が月から堕ちてきたよ!!」
「おやおや、どうしたことだ。月から人が降ってくるなんて。どうやら気絶しているようだが??」
「じゃあこの人もお茶会に参加させてあげようよ!!美味しい紅茶とお菓子を食べればきっと元気になるよ。」
「それは名案だ。では、このお嬢さんを招待するとしよう。」
「今日は楽しいパーティーだ♪明日も楽しいパーティーだ♪毎日が楽しいパーティーだ♪」
鼻をかすめる良い香り。
目を開くと目の前にはテーブルに置かれたたくさんのケーキとお菓子と紅茶。
あたしは何故か椅子に座っていた。
『あたし確か…堕ちて――それからどうしたんだっけ??』
「やぁ。目が覚めたようだねお嬢さん。」
「お兄、始めようよ!!」
『?!』
声を掛けられて初めてその場に自分以外の誰かがいることに気付いた。
色の違う派手な帽子を何重か重ねて被った青年と少年。
少年の発言から推測すれば、2人はきっと兄弟なのだろう。
『始めるって………何を??』
「パーティー、お茶会さ。何せ今日は特別な日だからね。」
「そうそう!!だから僕等と一緒に祝おうよ。」
『はぁ………。』
よく分からないが、何かおめでたい日らしい。
「おやおや、どうしたことだ。月から人が降ってくるなんて。どうやら気絶しているようだが??」
「じゃあこの人もお茶会に参加させてあげようよ!!美味しい紅茶とお菓子を食べればきっと元気になるよ。」
「それは名案だ。では、このお嬢さんを招待するとしよう。」
「今日は楽しいパーティーだ♪明日も楽しいパーティーだ♪毎日が楽しいパーティーだ♪」
鼻をかすめる良い香り。
目を開くと目の前にはテーブルに置かれたたくさんのケーキとお菓子と紅茶。
あたしは何故か椅子に座っていた。
『あたし確か…堕ちて――それからどうしたんだっけ??』
「やぁ。目が覚めたようだねお嬢さん。」
「お兄、始めようよ!!」
『?!』
声を掛けられて初めてその場に自分以外の誰かがいることに気付いた。
色の違う派手な帽子を何重か重ねて被った青年と少年。
少年の発言から推測すれば、2人はきっと兄弟なのだろう。
『始めるって………何を??』
「パーティー、お茶会さ。何せ今日は特別な日だからね。」
「そうそう!!だから僕等と一緒に祝おうよ。」
『はぁ………。』
よく分からないが、何かおめでたい日らしい。