月から堕ちたアリス
大会、始まる。
遂に迎えた武闘大会当日。
あたし達は闘技場の出場者控え室に来ていた。
「いよいよだね。」
「腕が鳴るぜ。」
『うぅ〜…』
「どうしたのアリス??」
『だ…だって…あたし絶対役立たずだし…そんなあたしがこんな凄い大会に出ちゃうなんて…何かもう緊張しちゃって…!!』
あたしは“凛月”を両手で握り締める。
「大丈夫だよ。全部このバカトカゲに任せちゃえば良いから。」
「…てめぇもやるんだよ白兎っ!!」
とりあえず…
あたしは自分のできることを精一杯やろう。
それしかない!!
「まぁ俺達の出番はまだ後だし、他の人達の試合を観て場の雰囲気に慣れよう。」
「さっさと観客席に行こうぜ。」
『うんっ!!』
あたしは2人の後について歩いた。
あたし達は闘技場の出場者控え室に来ていた。
「いよいよだね。」
「腕が鳴るぜ。」
『うぅ〜…』
「どうしたのアリス??」
『だ…だって…あたし絶対役立たずだし…そんなあたしがこんな凄い大会に出ちゃうなんて…何かもう緊張しちゃって…!!』
あたしは“凛月”を両手で握り締める。
「大丈夫だよ。全部このバカトカゲに任せちゃえば良いから。」
「…てめぇもやるんだよ白兎っ!!」
とりあえず…
あたしは自分のできることを精一杯やろう。
それしかない!!
「まぁ俺達の出番はまだ後だし、他の人達の試合を観て場の雰囲気に慣れよう。」
「さっさと観客席に行こうぜ。」
『うんっ!!』
あたしは2人の後について歩いた。