月から堕ちたアリス
「では、これならどうです??」

『っ?!』



次の瞬間、あたしの周りの地面から蔓が伸びてきてあたしの体に巻き付き空中へと持ち上げられる。

同時に後ろに生えてきた木にそのまま縛り付けられた。



「やっと捕まえましたわ。」

『くっ…!!』



いくら腕に力を入れても蔓はビクともしない。


このままじゃヤバい…!!















***************















「アリスっ!!!!」



木に縛り付けられているアリスに気付いたラビは、すかさず跳んでいこうとした。


…が、その進行方向に放たれたものに行く手を阻まれる。



「行かせないぜ??男が女の戦いに首を突っ込むもんじゃないぜ。…それに、お前の相手はこの俺だぜ!!ガン・マジック!!“ランダムショット”!!!!」



ガーベラは手に持つ銃からいくつも発砲。



「ちっ…!!“超力”!!」



ラビは全て跳んで交わした。



「まだまだだぜぇ!!」

「(くそっ…これじゃアリスのとこに行くのはキツいな。早くこいつを倒すしかない…!!)」



ラビはガーベラに向き直る。
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