未定上

「俺……」

「しばらく、未央に会うな。会わないでくれ」

「あぁ……」

「大丈夫だ。俺らが未央の傍にいるから」

「それまで俺に時間をくれないか?」

「あぁ。お前がしっかりするまで俺と日芽が未央の傍にいる」

「爽希、未央のこと頼んだ」

「あぁ。俺は、翔お前がどんな結果をだそうが俺には、関係ねぇー」

「あぁ」

「だけどな、未央に関することなら俺は」

「お前の言いたいことは、わかった」

「それならいい。けど別れるなら未央に近づくな。それがお互いの為だ」

「あぁ。爽希ありがとうな」

「お前から礼言われるとキモチ悪いな」

この日から翔は、一人で考えた。






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