もしあの日に戻れたら
学校についたら、クラスが違うから、少し寂しいけど、「バイバィ」をした。
教室に入ると、愛美(アミ)が寄ってきた。
この子は小学校の頃から仲が良く、もう9年ぐらいの付き合いになる。あたしに、純を紹介してくれたのも愛美だった。
「ここ最近別れブーム来てるらしいよ。学年のカップルの数が、半分以上減ったらしいよ。優んとこは大丈夫?」
「うん☆たぶん。」
「良かった」
そういうと愛美は優しく微笑んだ。あたしは愛美のそういうお姉ちゃんみたいなとこが大好きなんだ。