もしあの日に戻れたら
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え!?
え――――――?


気づいたら、純があたしの手を引いて走ってた。
行き先は?
理由は?

「学校は?」
「そんなんしらね、一日くらい大丈夫!」

てか、足はやすぎ、さすが運動部。

キーコーンカーンコーン

あたし達は、朝のチャイムと同時に学校を出た。

「純どこ行くの?」

「ん―思い出の場所」

純は少し照れながらいった。
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