もしあの日に戻れたら
気がつくとそこは一面白いところ
病院だった
「あたし生きてる…。」
なんでだろ、けがだってただのかすり傷。
あっ純どこだろ
きっと心配してる
そう思ったあたしは
ベッドからおり、病室を出ようとしたとき。
ふと隣のベッドが視界に入った。
そこには純がいた。
頭とお腹と足に包帯を巻かれた純がそこにいた。
「嘘でしょ。」
まさか、
あたしをかばって…
「純!なんであたしなんかをかばったの?やめてよ嘘でしょ?嘘って言ってよ。」
嘘なんかじゃない、
そんなの純の体見ればわかる。
でも信じられない。
信じたくない。