Bloody Love
「!!・・・お前・・」

狩人が私に気付いた。

ニオイから、私を連れてきてくれた狩人なのだろう。


「ありがとう、思い残すことは何もないわ」

「・・どういう・?」

この眼・・知っている。


あの人と同じ・・・



私たちでさえも心を、感情を持った者として見てくれる。


ケダモノとして、割り切ることのできない眼。
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