恋・したい
携帯を握りしめ身体を小さく丸めてため息を吐いたらまた涙が零れてきた。
一緒に朝を迎えた時の事をひとつずつ思い出して目を閉じる。


柚季の腕の中でおはようと言った事

柚季の淹れた珈琲が苦かった事

いつも行ってたお店の味を完璧コピーすることに成功した事

…留学の事

いつ行くかわからないけど出来れば早目に行きたいって
話してる時の柚季すごくキラキラしてた…
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