恋・したい
ぐずぐずしないのと背中を押され、ごめんなさ~いとベッド付近へ小走りで逃げる。
まるで母親が幼い子供を叱るみたい。
私全然だめだな…

「着替えたの?寝るよっ」

リビングの片付けを終え布団の入ってるカバーバッグのファスナーを開けてきぱきと寝床を作ってジャージに着替えた。

『早いねぇ』
「りぃがのんびりなんでしょ。明日は由宇に付き合ってもらうんだからね♪」

気の抜けた返事をしたら由宇から愛のムチを受けてしまう。
左腕をさすりながら眠りに落ちた。
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