恋・したい
理想と現実
『はあ…』
あれから3日経つ。明日はバレンタイン。
コンビニで買ったチョコは冷蔵庫の中で出番を待っている。メールしても素っ気ない返信しかこないし、電話かけても留守電になるし…
相当拗ねてるなあ。
可愛いんだけどね。
ってそんな事ゆってる場合じゃなかったわ。
こうなったら直接会いに行くしか道はない…か。
冷蔵庫からチョコとミネラルウォーターを出し、一口飲んで部屋を出た。
『って意気込んできたものの…迷子になるとは』
駅から右に曲がって歩いてきたけど佐倉家のでっかいお屋敷は未だ眼中にとらえられず…
この年齢になって交番へ行き、迷子なんですけど~とは恥ずかしくて絶対に言えない!
かといってうろうろしてると不審者に間違えられる可能性もあるし…
どうしよう
「先生?」
聞き覚えのある声に振り向く。
『柚葉ちゃ~ん!!』
あれから3日経つ。明日はバレンタイン。
コンビニで買ったチョコは冷蔵庫の中で出番を待っている。メールしても素っ気ない返信しかこないし、電話かけても留守電になるし…
相当拗ねてるなあ。
可愛いんだけどね。
ってそんな事ゆってる場合じゃなかったわ。
こうなったら直接会いに行くしか道はない…か。
冷蔵庫からチョコとミネラルウォーターを出し、一口飲んで部屋を出た。
『って意気込んできたものの…迷子になるとは』
駅から右に曲がって歩いてきたけど佐倉家のでっかいお屋敷は未だ眼中にとらえられず…
この年齢になって交番へ行き、迷子なんですけど~とは恥ずかしくて絶対に言えない!
かといってうろうろしてると不審者に間違えられる可能性もあるし…
どうしよう
「先生?」
聞き覚えのある声に振り向く。
『柚葉ちゃ~ん!!』