恋・したい
暗くなった道を小走りで歩く。
通い慣れた道だけど、街灯が等間隔なのだけどそれでもやっぱり

暗いと怖い

携帯を取り出し、通話をしてるフリをして家路を急ぐ。

カチャ…
え?開いてる!!

「お帰り~♪」
「お邪魔してます…」
『はっ!?由宇!…と』

由宇の隣には男性が。
もしかして…

『彼氏さんだよね…』
「当たり前じゃん♪遅かったね。食べて食べて」

テーブルの上には美味しそうな料理が並べてあっていい匂いが部屋いっぱいに広がっている。

『頂きます!』
「りぃ可愛いでしょ」
「綺麗な人だね」

二人の会話を無視してひたすら食べ続けた。
< 35 / 244 >

この作品をシェア

pagetop