恋・したい
『はぁ~、美味しかったぁ』

お腹をポンポン叩いて動けないよ―のポーズをとる。

「よかった♪うちらは帰るからまたね」
『えっ、あ!もしかしてデート中だったの?無理して来なくてもよかったのに』
「うん。無理なんかしてないよ。りぃの世話したいだけ」

私に抱きついて

「由宇が来ないと寂しいクセに」

だってさ。
悪戯っぽく笑ってる由宇が可愛くて

『うん。寂しい』

って素直に答えた。
二人を見送って部屋を少し片付けてバスルームへと足を運ぶ。
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