悪魔ハンター(デビルハンター)・絆
光が弱まり視界が開けた場所はまだ暗闇の中であった。
「何処(どこ)だ此処は……」
すると何処からともなく暖かい声が聞こえた。何となく聞いたことのある声が……
(羽ばたけ!!まだ人間界にたどり着いてはいない………)
「うぉぉ………何!!翼がない……」
人間界との狭間であるためウォーダンはもう悪魔の力を発揮できないのだ
上へと向かおうとするウォーダンを暗闇は容赦なく引きずり込もうとする。
「ぐっ………」
するとまたあの声がした……
(叫ぶのだ……我が漆黒の翼を……)
「漆黒の翼…………!!」
何かを思い出しウォーダンはふっと微笑み叫んだ。
「来い!!ドラール!!」
「ぐおぉぉ……」
暗闇から突然、黒き翼龍(ワイバーン)が姿を表した。
その姿はまさしく漆黒の翼であった
そして落ち行くウォーダンを背中に乗せ一気に上昇してゆく……
「お前はずっと父上を守っていてくれたんだな、ドラール……」
「ぐふぉ…」
ウォーダンが撫でてやると気持ちよさそうに表情を和らげていく。
そして鋭い目で上を見つめた。
「ありがとうございます、父上少しの間ドラールはお借りします…」
ウォーダンとドラールは上へと大きく登っていった。
「何処(どこ)だ此処は……」
すると何処からともなく暖かい声が聞こえた。何となく聞いたことのある声が……
(羽ばたけ!!まだ人間界にたどり着いてはいない………)
「うぉぉ………何!!翼がない……」
人間界との狭間であるためウォーダンはもう悪魔の力を発揮できないのだ
上へと向かおうとするウォーダンを暗闇は容赦なく引きずり込もうとする。
「ぐっ………」
するとまたあの声がした……
(叫ぶのだ……我が漆黒の翼を……)
「漆黒の翼…………!!」
何かを思い出しウォーダンはふっと微笑み叫んだ。
「来い!!ドラール!!」
「ぐおぉぉ……」
暗闇から突然、黒き翼龍(ワイバーン)が姿を表した。
その姿はまさしく漆黒の翼であった
そして落ち行くウォーダンを背中に乗せ一気に上昇してゆく……
「お前はずっと父上を守っていてくれたんだな、ドラール……」
「ぐふぉ…」
ウォーダンが撫でてやると気持ちよさそうに表情を和らげていく。
そして鋭い目で上を見つめた。
「ありがとうございます、父上少しの間ドラールはお借りします…」
ウォーダンとドラールは上へと大きく登っていった。