准教授 高野先生の恋人

寛行さんて、すごーく変わり者なんだ。

ちょっと・・・うんん、かなりヘンな人。

だけど――

そんな彼に出会えて、大事にされてる私って、すごーく幸運な幸せ者だなって思う。

「あのね、寛行さん」

「うん?」

「もしもね、寛行さんが、トシとってハゲたとしても、私、平気です」

「僕は平気じゃないかも・・・」

「もうっ!」

「ごめんごめん、有難う。将来安心だな」

「あと、たとえ、えっちなDVDとか見てても嫌いになったりしませんから」

「見てないって・・・」

「ただし、ロリロリなのは許しません」

「だから、見てないってば・・・。まったく、疑り深いなぁ、うちの詩織ちゃんは」

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