甘い声で囁いて?


『何が?』


いきなり
頭の上から
降ってきた声


「えっ!?」


私は
びっくりして
変な声を
出してしまった


『ねぇ
何が?』


タイミング悪っ

目の前にしゃがみこむ
心を見ながら
私はため息をついた

私は
聞きたくない
でも
聞きたい
だから
聞く


「告白は?」

『へ?』


そンな
返事が返ってきた

そーゆうんじゃなく


「告白。
成功したの?」


そう言った瞬間
下を向いた私


< 111 / 131 >

この作品をシェア

pagetop