甘い声で囁いて?


「ど-したんだろ?」


寒空の下
手を擦り合わせながら
待ち続ける…


『麗-奈ちゃん♪』


後ろから
男の人の声で
私の名前が呼ばれた


もしかして!!


「彰!?!?」


満面の笑みで
振り返った私


でも
一瞬にして
私の笑顔は消えた―…


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