甘い声で囁いて?


『ほらほらー』


そう私の質問を
スルーして
外に追いやられた


「なんなのー?
彩のやつっ」


一人寂しく
帰ろうとしていた私は
ちょッとした
サプライズを
しようとして
校舎の影に忍び寄った



こんな
サプライズ
しなければ
良かったのに

私は
事実を知った

彩があんなに
言った理由をー…


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