恐怖 DUSTER
だぁ~れだ?」七章
「・・・私ね、意識を失った時に夢を見たみたのよ。その夢は何も無い真っ暗な場所にちょこんと私が座っていたら目の前に光り輝くお菊ちゃんが現れたの・・・」
「私が、「お菊ちゃん!」て、読んでも何故か目の前にいるのに、お菊ちゃんは答えてくれなかった?」
「そして、お菊ちゃんから光が消えていき、その光は私の体へとゆっくりと吸収されていった・・・私は驚いてお菊ちゃんの方を見たら、お菊ちゃんの体は風に吹かれる砂粒のように、さらさらと飛ばされて無くなってしまった・・・」
「・・・私の大好きな・・・お菊ちゃんが・・・無くなったのよ・・・」
「・・・無くなった?・・・どういうこと?・・・それは夢なんでしょ・・・?」
恵子の夢の話しが理解できない弥生?
恵子の話しから、おそらくは自分が体験した入れ替わりの状況と同じなのだろう。
だが、自分が経験していない入れ替わりの状況に戸惑い、比べるように自身の入れ替わりの記憶を思い浮かべていた。
恵子は、弥生に視線を合わせずうつむきながら言った。
「・・・夢じゃないの・・・」
「・・・現実にお菊ちゃんは消滅したのよ・・・」
「・・・消滅・・・?」
「・・・そう消滅・・・私が・・・お菊ちゃんを・・・」
「・・・誰よりも優しく・・・誰よりも素敵な・・・」
「・・・大好きな、お菊ちゃんを・・・」
「・・・私が消してしまった・・・」
「私が、「お菊ちゃん!」て、読んでも何故か目の前にいるのに、お菊ちゃんは答えてくれなかった?」
「そして、お菊ちゃんから光が消えていき、その光は私の体へとゆっくりと吸収されていった・・・私は驚いてお菊ちゃんの方を見たら、お菊ちゃんの体は風に吹かれる砂粒のように、さらさらと飛ばされて無くなってしまった・・・」
「・・・私の大好きな・・・お菊ちゃんが・・・無くなったのよ・・・」
「・・・無くなった?・・・どういうこと?・・・それは夢なんでしょ・・・?」
恵子の夢の話しが理解できない弥生?
恵子の話しから、おそらくは自分が体験した入れ替わりの状況と同じなのだろう。
だが、自分が経験していない入れ替わりの状況に戸惑い、比べるように自身の入れ替わりの記憶を思い浮かべていた。
恵子は、弥生に視線を合わせずうつむきながら言った。
「・・・夢じゃないの・・・」
「・・・現実にお菊ちゃんは消滅したのよ・・・」
「・・・消滅・・・?」
「・・・そう消滅・・・私が・・・お菊ちゃんを・・・」
「・・・誰よりも優しく・・・誰よりも素敵な・・・」
「・・・大好きな、お菊ちゃんを・・・」
「・・・私が消してしまった・・・」