僕の姫~ちっぽけな勇気~
確かに一緒にいられるだけで幸せと思うかもしれない。
じゃあ、一緒にいられなかったら?
遠距離で全然会えなかったら?
本当に幸せって言えるかな?
…やっぱり、僕に知世ちゃんを幸せになんか出来ない。
「わかった。
最終的にはお前が決めることだから、もう俺は何も言わないよ。
でも…あのことはちゃんと言えよ…
大事なことは言ってないんだろ?」
兄貴が部屋のドアを閉めて、ベッドに座った。
「言わなきゃいけないかな?
受かってからじゃ遅い?」
僕は勉強机の椅子に座って、兄貴に問う。
.
じゃあ、一緒にいられなかったら?
遠距離で全然会えなかったら?
本当に幸せって言えるかな?
…やっぱり、僕に知世ちゃんを幸せになんか出来ない。
「わかった。
最終的にはお前が決めることだから、もう俺は何も言わないよ。
でも…あのことはちゃんと言えよ…
大事なことは言ってないんだろ?」
兄貴が部屋のドアを閉めて、ベッドに座った。
「言わなきゃいけないかな?
受かってからじゃ遅い?」
僕は勉強机の椅子に座って、兄貴に問う。
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