僕の姫~ちっぽけな勇気~
「じゃあなんで!?」


「光輝がヤキモチ焼いてくれないかなーって。

まぁ、結果的に逆効果だったから後悔してるの。

ごめんね?」


そうだったんだ…。


「僕、本当にそうだと思ってすごくへこんでた。

でもね、そういう風に思ってたからこそ…今すごくうれしいんだ♪

だからいいよ!

気にしないで?」


それに、知世ちゃんが兄貴を好きって思ってなかったとしても…

いまだに想いは伝えれてなかったと思うしね。


「うん…。

あとね、ちゃんと言いたいことがあるの。」


ちゃんと言いたいこと?


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