僕の姫～ちっぽけな勇気～

「何？」


「京都で頑張ってね？

光輝と離れるのはすごく辛い。

でも、光輝には自分が行きたいところで頑張ってほしいの。」


知世ちゃん…


「大学入ったらあんまり帰ってこれないよ…？」


「うん…光輝が頑張ってたらそれでいい！」


僕は涙が出てしまった。


まだ大学も決まってないのに…


行った時のことを考えると涙が出る。


「光輝！泣かないの!!

光輝が泣くからともまで泣いちゃうじゃんかぁ…。」


「そうだね…。

僕、頑張るから帰ってくるの待っててくれる？」


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