僕の姫~ちっぽけな勇気~
電話やメールと違って、こんなにも近くで知世ちゃんを感じれる。


この時間は言葉では表せないくらい楽しい時間。


今までずっと頑張ってた甲斐があったよ…。


「知世ちゃんに渡したい物があるんだけどいいかな?」


「え?何?」


僕はポケットから物を取り出す。


「これ…予約って言ったら変だけど…」


知世ちゃんの左手を手に取り、そっと薬指に指輪をはめた。


「光輝…ありがと…。

本当にうれしいよ…♪」


.
< 146 / 151 >

この作品をシェア

pagetop